Rolls-Royceは、量子コンピューティングを使って原子力発電所を遠隔操作する方法を解明する計画だ。
同社は、量子テクノロジー・アクセス・プログラム(以下QTAP)を通じて、遠隔地の採鉱コロニーや月・火星で安全に運転できる小型の自律型原子炉の製造を目指している。
QTAPは量子コンピューティングと、RiverlaneとOrca Computingの技術・専門家との繋がりを提供する。目的は、量子技術が英国経済の重要な部分を変革する可能性を実証するために、斬新なユースケースを試行する企業を支援することである。
「ロールス・ロイスの新規原子力チームは、革命的な新技術を開発し、地球上および宇宙における原子力のエネルギー効率に優れた応用を探求する、非常に未来志向のチームです」
とアシスタント・チーフ・エンジニアであるジョナソン・アダムス氏は述べている。
Rolls-Royceは、QTAPプログラムに参加し、量子コンピューティングに基づく最適化のアプリケーションを特定している幾つかの組織のひとつで、このプログラムには他にArup, Airbus、the Port of Doverなどが参加している。
詳細はこちらのリンクにあるニュースリリースを参照。