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Quantum Motion、最初のシリコンスピン量子ビット・プロトタイプを提供

Quantum Motionは、英国国立量子コンピューティングセンター(以下NQCC)向けに、シリコンスピン量子ビット・プロセッサーのテストベッドを建設する。


同社のスピン量子ビット・システムのプロトタイプは、エレクトロニクス業界全体で使用されているのと同じ300mm CMOSウェハ・プラットフォームをベースとし、数百万量子ビットまで拡張可能だ。NQCCは、さまざまな量子コンピューティング・アプローチを1つの施設に集め、学者、研究者、公共部門のコミュニティがテスト・プロジェクト、フィージビリティ・スタディ、研究を実施できるようにする予定という。


Quantum Motionが開発したシステムは、従来のシリコン製造プロセスをベースとしたNQCC初の量子コンピューティング・テストベッドとなり、確立された半導体製造技術の実用性と拡張性を示すことになる。


CEOのJames Palles-Dimmock氏は次のように述べている。


「Quantum Motionの戦略は、量子ビットを提供すること以上に、標準的なCMOSプロセスで製造された量子プロセッサーのプロトタイプとともに、世界をリードするクライオエレクトロニクスや自動制御など、量子コンピュータの運用に必要な要素の開発を行い、スケーラブルで統合された量子アーキテクチャを提供することです。」


追加情報は、EE News EUROPEのこちらの記事を参照。


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