PASQALは中性原子量子コンピューティングの世界的リーダー。
Milaは、モントリオール大学のYoshua Bengio教授によって設立され、現在1,200名を超える機械学習の専門研究者が集う人工知能の研究機関。モントリオールを拠点とするMilaの使命は、すべての人々の利益のためにイノベーションとAIの成長を促す科学の進歩の世界的なセンターとなることである。
このパートナーシップは、量子機械学習コミュニティを成長させ、生成AIに量子ベンチマークとテンソル・ネットワークを活用していく。そして、量子技術によるAIの強化に関する将来の共同開発の始まりとなることが期待されている。
計画の初年度は、量子の概念と構造化データ生成の間の相互作用について理解を深め、機械学習における潜在的な量子の利点を調査し、新しい生成モデルを開発することで、量子コンピューティングと機械学習への貢献を目指す。
「MilaとPASQALのコラボレーションは、量子コンピューティングと機械学習の交差点を探索・前進させる機会となるでしょう。私たちは共に、AIと量子イノベーションの進化し続ける状況に貢献できることを楽しみにしています」
と、モントリオール大学コンピューターサイエンス・オペレーション研究部 (DIRO) の助教授であり、本プロジェクトの主任研究者、Guillaume Rabusseau氏は述べている。
詳細は、MilaのHPに掲載されたニュースリリースを参照。