中性原子量子コンピューティングの Pasqalと、量子ネットワーキングWelinqが、量子コンピューティング業界に新たな標準をもたらす提携を発表した。この提携は両社の強みを生かし、最も困難な課題に取り組むものだ。
複数の次世代量子プロセッシング・ユニット(QPU)のネットワーク化を可能にするWelinqの量子インターコネクト技術を活用することで、長期的パートナーシップによりPasqalは、フォールトトレラント量子コンピューティングのためのスケーリングのハードル克服を目指す。
両社の共同量子ロードマップは、かなり野心的となっている。
Welinqは2024年末までに、最先端の効率、記憶時間、忠実度を持つ中性原子量子メモリーの産業用プロトタイプを目標とし、Pasqalは2024年に1,000量子ビットのQPUでブレークスルーを目指している。
ロードマップは、2026年から2027年にかけて、10,000量子ビットのQPUと高忠実度の2量子ビットゲートでさらに拡張される予定だ。2030年までには、量子コンピューティングのエコシステムを発展させ、科学的・商業的に大きな進歩をもたらそうとしている。
詳細は、こちらのリンクにあるニュースリリースを参照。