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NVIDIA、クラウド量子コンピュータ・シミュレーション・マイクロサービスを開始

NVIDIAはカリフォルニア現地時間2024年3月18日、研究者や開発者が化学、生物学、材料科学などの主要な科学領域で量子コンピューティングの限界を広げることができるクラウドサービスを開始した。


NVIDIA Quantum Cloud は、同社のオープンソース CUDA-Q™ 量子コンピューティングプラットフォームをベースにしており、量子プロセッシングユニット(QPU)を導入している企業のうち4分の3が使用している。マイクロサービスとして、強力なシミュレータやハイブリッド量子クラシカルプログラミングのためのツールなど、新しい量子アルゴリズムやアプリケーションをクラウド上で構築し、テスト可能になった。



Quantum Cloudは、以下のように科学的探求を推し進める強力な機能と、サードパーティのソフトウェア統合を特徴としている。


  • トロント大学との共同研究で開発された Generative Quantum Eigensolver は、大規模言語モデル(LLM)を活用して、量子コンピュータが分子の基底状態エネルギーをより迅速に求めることを可能にする

  • ClassiqとCUDA-Qの統合により、量子研究者は大規模で高度な量子プログラムを生成したり、量子回路を深く解析して実行できる

  • QC Ware Promethiumは、分子シミュレーションなどの複雑な量子化学問題に取り組んでいる



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