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量子と音楽:音楽と量子のコラボ体験


[ The Greystone Singers, led by Dr. Jennifer Lang (PhD), sing in Convocation Hall on the USask campus. (Photo: Samuel Dymterko) ]



現地時間2月4日、サスカチュワン大学(以下USask)グレイストン・シンガーズとオーロラ・ヴォーチェの卒業生合唱団が、USaskの量子イノベーション研究者が創作した光のショーとのコラボレーション・ショーをおこないました。


コンサートは、エレイン・ハーゲンバーグ作曲の同名曲にちなんで "Illuminare "と題され、グレイストン・シンガーズとオーロラ・ヴォーチェの演奏が披露。また、USaskの量子イノベーションにおける量子体験テーマの共同リーダーである理学修士課程の学生Anna Elliottと、量子トポロジーとその応用センター(quanTA)のディレクターで芸術科学大学の数学・統計学教授であるSteven Rayan(PhD)氏による「投影プロジェクト」と題した光のディスプレイが彩を添えました。


芸術科学大学の学術副学部長代理でもあるLang氏は、「このプロジェクトは芸術と科学の媒体を融合させるまたとない機会だ」と紹介。さらには「アートはひとつの感覚でしかあり得ないと思われがちですが、実際は多感覚、多モーダルなのです。光にはさまざまな次元があり、多くの色合いや音色があることを考えると、光の音響体験も補完されるでしょう」と語っています。


詳細は、大学によるコンサート開催を案内するこちらのページを参照。



量子研究者による芸術活動の一つとして興味深い取り組み、量子体験の新しい形であり今後の展開にも期待しています。

(編集部)

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