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富士通とデルフト工科大学、ダイヤモンドスピン量子コンピューティング研究を推進する新量子研究所を設立

富士通とデルフト工科大学(TU Delft)は25日、量子コンピューティング技術の開発に特化した産学連携拠点「FUJITSU Advanced Computing Lab Delft(富士通アドバンスト・コンピューティング・ラボ・デルフト)」をデルフト工科大学に設立すると発表した。


このコラボレーション・ラボは、富士通の研究者を世界有数の大学のテクノロジー・インキュベーターに派遣し、教授や次世代のイノベーターなど、各分野のトップ研究者と共同研究を行う「富士通スモール・リサーチ・ラボ」構想の一環として位置づけられる。


デルフト工科大学とオランダ応用科学研究機構(TNO)の共同研究による、世界有数の量子技術研究機関QuTech内に設立され、ダイヤモンドスピン量子コンピューティング技術の研究開発を加速することを目的としている。


富士通とデルフト工科大学は、2020年10月から共同研究を続けている。1,000量子ビットを超えて拡張できるモジュール型量子コンピューターの青写真を作成を目指して、ダイヤモンドベースのスピン量子ビットを使用した量子コンピューターの研究開発をすすめてきた。


両パートナーは、量子技術に基づく先進コンピューティング技術の開発に向けた協力と研究の枠組みを強化するために、今回の「「FUJITSU Advanced Computing Lab Delft(富士通アドバンスト・コンピューティング・ラボ・デルフト)」」設立に至った。


詳細は、HPCWireに掲載されたニュースリリースを参照。


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